そして、私が香りを制作する時は、使う人の心が温かくなることを想像しながら制作をしています。

いつしか自分の中で"温度感の伝わる香り"がテーマになっていました。

"こんな気分になってほしいな。"

"あの人らしい香りはどんな香りかな。"

そう思いながら香りを制作している時は、夢中になれる本当に好きな時間です。

なので、metureの香りは温かくて明るめの印象の香りが多いです。

トーンの低いディープな香りももちろん好きなのですが、自然とそういった印象の香りが多くなっていき、でもそれがmetureらしさだと思うようになりました。

そしてそれは手紙を書く時の、相手を温かくしたい明るい気持ちにしたい、という想いに似ていることに気が付きました。

手紙を書く時の温かい気持ちと、metureが作る温度感のある香り。

それが重なり合えば、愛を贈り合う人が増え、相手を想う時間も長くなり、より温かい世界になるかもしれない。

それがmetureだからこそ、私だからこそできる香りの提案だと思いました。